北京旅行 (2002/06/16 - 2002/06/19) 3日目

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6月18日

 ちゃんと朝5時半に起きることができたので、徒歩で東単公園へ。15分くらいかかったので車を拾ってもよかった。 うろうろしているうちにだんだん人が増えてきて、かなりの人が太極拳なりなんなりで体を動かしていた。 しかし、なぜだかバドミントンをしている人もたくさん。これ流行なのか。


集団タイチー。別の武術も。            体の柔らかいお爺さん。

 7時過ぎまで(勝手に)見学して、宿に戻り朝食。 9時前に宿を出発し、長城への旅游バスの出発する北京駅へタクシーで向かう。
 運転手のお兄さんにバス乗り場のことを訊いたのが失敗で、どこに行くのか聞かれ、 長城まで行ってやるとしつこく言われる。首を縦に振らない僕に値段は240元まで下がったが、 しかしバスは一人50元なので、振り切って駅へ行ってもらう。
 ここでも客引きがすごい。みな「長城!」「八達嶺!」と声をかけ、腕をつかんで来る。 わしらはバスに乗るんじゃいと振り払って進む。 旅游バスの乗り場はすぐに見つかり、行き先などをおばさんに確認してから駅の周りを少しぶらぶらして乗車。 出発は10時。高速道路に乗って、1時間で到着する予定である。


人でにぎわう北京駅。               旅游バス「游2路」。1時間毎に出発するようだ。


豪華車往復50元。                 車内は冷房も効きすぎて快適。

 出発後、バスガイドのお姉さんの止まらない解説が続くが、ほとんど聞き取れない。 まぁ、よいのだ。とりあえずバスのナンバーを言っているらしい"0933"という数字を連呼しているので、 それだけ覚えることにする。

 バスはだいたい予定通り1時間ちょっとで、まず居庸関長城へ。 ここはかなりの急勾配。石段も段差がまちまちで登りにくいことこの上ない。 気温が高く、汗が滴り落ちTシャツが搾れてしまうほどである。そして、わかっていたけど、降りるのがまたキツい。


残念ながらちょっとガスっている。  下を見ると怖い……

 1時間ちょっとで集合し、次は観光地としてはもっとも知名度の高い、八達嶺長城へ。 ここではやはり「万里の長城で練習する私」の写真を撮る。 納得のいく写真を撮ってもらうのは難しいものであることよ。
 ここではじめて有料トイレを利用。3角、ちょうど小銭があってよかった。 こういうときに小銭が必要なのである。


ここも天気が今ひとつ。でも暑い。  お約束(笑)

 観光地にしてはなかなかまともな食事後、明十三陵の定陵へ。ここは明第14代皇帝神宗万暦帝の陵墓。 到着後いきなり翡翠の加工工程見学コーナー〜土産物コーナーへと誘導される。またしてもたくましい商魂。 地下宮殿内部は撮影が不可であった。埋蔵物博物館はなかなか楽しめる。
 ほとほと疲れ果てて、帰路のバスでは完全脱力モード。6時半に北京駅に到着し、ここで散開。 これで50元ならほんとに安い。今朝のタクシーの運ちゃんは高速代が別にかかるんだぜ、 だからおいらに任せてくれよというようなことを言っていたのだが、まったく嘘っぱちである。 みなさん旅游バスを利用しましょう。


定陵の外に立っている明楼。    中国らしい道路。

 ここで宿に帰るともう立ち直れそうもないので、そのまま上海料理の「鷺鷺酒家」へ。 またしてもどの料理もうまい!
 勘定をすませて領収書をもらおうとすると通じない。 ノートに「証明書」と書くと、ああ〜という顔をされ、そういう時は「発票」というのよと、 係りのお姉さんにいわれてしまう。 そうだったそうだった。照れ隠しに「想起来了!(思い出したよ)」なんて言っておく。 タクシーで王府井にもどり、お土産の買い物。 星巴克(スターバックスコーヒー)でしめて、今日は終了。


街中で逆バンジーが!(動画あり)        「辮髪にしてください」
花やしきのジェットコースターと同じ意味で怖い。

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