台湾旅行記 (2001/9/15-2001/9/21)
9月16日 ( 9月15日← | →9月17日 )

颱風16号が台湾に戻って来て上陸しつつあったが、風雨の中「民權西路」駅からMRTに乗り、故宮博物院へ。
MRTの自動販売機はとてもでかい。料金は安く、初乗りが20元(≒72円)。
博物館へは夜市で有名な「士林」駅で降りて、バスかタクシーを利用する。


MRT券売機。


ちなみにMRTの椅子は硬い樹脂製。これも硬座?

料金が日本よりはるかに安いので、タクシーで故宮まで行く。「ぐーごん(故宮)」で通じたようだった。
タクシーの基本料金は70元。近場はだいたい100元、つまり360円ほどで行ける。
(ちなみにタクシーの運転手には、日本語も英語もほとんど通じない)


故宮博物館 外観

入場者の多くが日本人。その多くが日本語の館内ガイドを使っていたので、その都度横でその解説を勝手に聞きつつ館内を巡る。 陶磁器や玉が素晴らしい。昼前までじっくりと観る。
『地球の歩き方』にあった通り、かなり冷房が効きすぎ。上掛を持ってきて大正解。



来たときと同じようにタクシーでMRT「士林」まで戻り、台北の中心「台北車站」駅まで。
このころから風がとんでもなくなってきた。駐輪してあるスクーターが思いっきり風で倒れていた。 ずぶ濡れになりながら、車を拾って小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」へ。
運転手に「今天下雨、很至Q!(今日は雨、すごいね!)」と話しかけたら、「颱風!」と言われた。

鼎秦豊は、嵐なのにすごい人だかり。ここでも日本人ばかり。 相席になった日本の男性も今朝、故宮博物院に行って来たとのこと。行くところはみな一緒なのだね。
小籠包は絶品! 皮が破れないのでハフハフと肉汁を完全に味わうことができるのだ。 鶏ソバも淡白だけど、鶏の出汁だけでとても美味い。

 その小籠包
小籠包で有名な「鼎秦豊(ディンタイフォン)」
いつも混んでいる。

再び台北車站方面へ。三越の横で降ろしてもらう。
PC関係の店ばかりが店子のビル、NOVA站前店をのぞく。

日本から持ってきた折り畳み傘が風にあおられて骨が折れてしまったので、 以前にPC雑誌の台湾電気街情報記事で見て、目をつけていたスライド式カバー付傘を買った。



実にいい! これで150元。日本でも1Kくらいだったら売れるのではないだろうか。



濡れたまま歩いていたので、体が冷えたよう。少し気持ち悪い。 また明日以降、外に出られなくなると困るので、飲み物など買い込んで、4時半ころに部屋に戻る。
ホテルに帰ったら窓にガムテープが貼ってあった。台風対策?

だるいので少しばかり眠る。起きてもまだちょっと調子悪い。 テレビを点けると、颱風がえらいことになっている。風速も40メートル。 ニュースを見ていたら、明日は「停止上班上課(学校も会社も休み)」らしい。もう観光どころじゃない様子。
葛根湯を飲んで、備忘録をつけてちょっと落ちついてきたので、外の様子を見計らって、近くの定食屋、その名も「上田珈琲」へ。 味噌汁ついてるし、日式なのらしい。味はまぁ推して知るべし。
コンビニで買い物して、帰る。用意してきたパブロンを飲んで寝る。


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