2004年8月26日(木)

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ジュネーブ

パリ

朝起きたら8時前。やはり昨日の山歩きと移動でけっこう疲れていたようだ。朝食をとったら、けっこういい時間。あわただしく準備をしチェックアウト。しかし慌ててはいけない。海外旅行の基本「3A」だ。(焦るな、慌てるな、侮るな)
ジュネーヴ。コルナヴァン駅まで歩いていき、10:00発のTGVのホームを探す。表記としては「Eurocity」8番線だ。ホームへの入り口には行列ができていた。出国手続きである。しかしパスポートを見せるだけで、スルー。あっけないものである。その後、自分でチケットにパンチする機械に通し、ホームへ。ほどなくして列車が入線。いよいよTGVへ乗車する。これも1等なので、けっこうゆったりめの座席。パリまで3時間半の乗車。最初はそうでもなかったけれど、ノンストップの状態になってからは、速い速い。車窓からは農業国フランスを象徴するように畑や牛馬のいる牧草地が見え、風景があまり変化しないのでわかりにくいが、新幹線よりも速度が出ているのだろう。
電車は定刻にパリ・リヨン駅に到着。ここからメトロで2駅、ピラミッド駅まで行く。インデックスの表示がまったくない、券売機の画面表示がさっぱりわからないので、窓口でチケットを購入。また並ぶことを考えて10枚の回数券カルネを買ってしまったが、明日までにはそんなに乗らないだろう。無期限ということで今度機会があればまた使おう。
駅から地上にあがり徒歩5分ほど、今日の宿、「ボードレールオペラ」にチェックイン。いわゆるプチホテルの類で、狭い面積を高い天井を活用したロフトで補っている、ちょっとおしゃれなホテルである。
一息ついてすぐにルーヴル美術館へ向かう。入場前に中のカフェで軽く腹ごしらえ。中は旅行客でごった返していたが、とくにモナリザ前はすごい騒ぎ。まるで万博会場だ。館内は写真撮影OK、ただしフラッシュは禁止、なのだが、みなそんなことはお構いなし。そんなに撮ってどうするのだ。とくに人を掻き分けて進む○○人よ。そうそうにそこを離れ、教科書で見たことのある絵画の本物、ミロのヴィーナス像やサモトラケのニケ、ハンムラビ法典などを見る。今回は時間がないので有名どころをつまみ食い。仕方がない。帰りにミュージアムショップで買い物をする。
もと来た道をオペラ座方面へ向かって歩き、ラファイエット、プランタンなどを一回りする。フランスでお菓子といえばマカロンなのらしい、マカロンで有名なラデュレのプランタン店で数個購入。明日は本店へ行く予定。
宿の近くまで戻り、斜め向かいにある食堂「la souris verte」へ。ガイドブックにも載っていて、ちょっとよさげだったので。けっこう美味しい。久しぶりに普通に美味しいものを食べた感じ。ただシトロンのソルベは死ぬほど甘かった。
明夕は帰国。現地からの更新もこれで最終といたします。
(と書きたかったところだが、フランスの宿ではメールは読めたが、なぜかFTPが接続できなかった)

広々とした車内 チューリヒ駅構内。
チューリヒ市内。トロリーバスが走る。

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