夜中に何度か目が覚め、6時に起床。途中何度か起きたが、12時間くらい寝たことになる。でも少し体がふらふらする。まだ熱があるようだ。 PCの接続テスト。部屋の電話にデータコネクタとしてRJ-11がついており、モデムチェッカで極性を確認して反転させ、すんなり接続。メールチェックをすませる。 6時半から朝食。パンとコーヒー程度のコンチネンタルだと思っていたら、けっこう豪華だった。ソーセージやチーズも堪能。チーズはかたまりとナイフが置いてあって、カットし放題。 8時ころにチェックアウトし、駅に向かう。キオスクで飲み物、お菓子などを買い物。それにしても基本的に物価の高いスイス、飲み物が結構高い。(あとでスーパーで買ったら結構安かったが)エビアンが3.5SCHF(300円弱)もするのだ。 グリンデルワルトに向かうべく、ルツェルン行きの電車に乗る。1等席ゆえか、車内は広々としていて、快適そのものだった。(それに引き換え、飛行機のエコノミーはまったく地獄のようだった) ルツェルンで乗り換え、インターラーケンオストへ。電車は湖と山の中を走って行く。すばらしい景色だ。検札がやってきて、座っている席が予約席であることがわかり、中で席を移動。予約席がどうかは、椅子の側面に予約票のタグを差し込むスリットがついているので、それで確認できる。 インターラーケンオストでベルナーオーバーランド鉄道(BOB)に乗り換える。結構な勾配をどんどん登って行き、30分ほどで標高1034mのグリンデルワルトへ到着。駅に降り立ってすぐに、天辺を雲に覆われた切り立つ山々が見える。さっそく今日の宿「クロイツ&ポスト」にチェックイン。駅前でわかりやすいホテル、正面にはアイガーを望む。本物のアルプスだ。ここのホテルのレストランは有名らしいので、夜のテーブルを予約しておいた。ハイキングの準備を整え、出発。途中のレストラン「Rendez-vous」で昼食。日本語メニューに「スイス風トンカツ」と書かれていたなぞの食べ物と、スイスの代表的なチーズ料理ラクレットを注文。焼けたチーズは好物だが、それにしてもちょっと塩辛い。 食後、フィルスト行きのロープウェイ乗り場へ。ここから標高2171mのフィルストまで一気に登りきり、約10分で到着。かなり寒いのでフリースを着込んで、ハイキングコースへ。さすがに空気が薄い。上り坂がけっこうしんどく感じる。本当なら山が映える湖バッハアルプゼーまで行く予定であったが、いくら歩いても同じ景色が続き、目的地が見えてくる気配がな。思ったより遠そうなのと、時間的に帰りのロープウェイがなくなるといけないので、途中で引き返した。残念。帰りにスイスの生協であるらしいスーパー「ミグロ」で明日のピクニックランチ用にパン、チーズ、ジュース、水など買い、宿に戻る。ミグロは18:00までで、ぎりぎり間に合って助かった。明日日曜日は休業らしいし。ヨーロッパはそういう営業形態が多いようだ。 部屋で一息ついて、レストランへ。体調も全快していないし、結構疲れていたので、あまり食欲がわかなかったが、なんとか食べる。食事自体はけっこう美味しかった。日本人観光客が多いらしく、ウェイトレスはちょっと日本語を話してくれた。 部屋に戻り、風呂に入り、洗濯。電話回線はうまく繋がらず、今日明日はこのページの更新もできないのであった。
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