2004年8月23日(月)

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グリンデルワルト

ツェルマット

朝早くおきて朝食。昨日は隅っこだったが、今日はアイガーがよく見える窓際の席で大満足。チェックアウトのとき、フロントに電話が入っていて、なにやら困ったような様子だったが、我々がチェックアウトしようとすると、受話器を差し出した。日本の実家からの電話だった。私の母は英語がほとんど話せないにもかかわらず、海外に行く家族に電話をしたがる趣味があるのだ。
買出しでコープを覗くが、めぼしいものがなかったので、そのまま駅に向かい、予定通り、8:50発の電車でインターラーケンまで戻り、急いで乗り継ぎ、シュピーツまで向かう。路線はトゥーン湖のほとりで、先日のブリエンツと同じように電車は水辺を走って行く。シュピーツでインターシティ(IC)という特急電車に乗り換える。ここも乗り換え時間数分、一応スイス国鉄SBBのウェブサイトで時刻表をチェックしてあるので、まず問題はないと思うのだが、けっこうドキドキもの。しかしスイスの電車はかなり時間に正確である。
ツェルマットへ向かう登山電車の始発駅ブリークで降り、真っ赤なパノラマカーに乗り換え。天井半分くらいまで窓になっていて、乗っている間中景色から目が離せない構造になっているという心憎い設計の車両である。
電車は山の間を縫って走って行き、もうじきツェルマットというところになって、突然マッターホルンの頂きが眼前に現れた。想像よりもはるかにでかい。(つまりは近い)ツェルマットの町並みはいかにもヨーロッパという雰囲気で、グリンデルワルトとはまったく違う印象である。今日のホテル「ニコレッタ」に行くと、まだ部屋の用意ができていないというので、荷物を預けて昼食に。パスタランチでラビオリ。胃が疲れているのか、あまり食べられない。
ホテルに戻り、まずPC接続テスト。ここにはデータ用のコネクタが付いており、問題なく繋がった。少し落ち着いてから出かける準備をし、マッターホルンを望む、スネガへ向かう。ここへは「スネガ・エクスプレス」という地下ケーブルカーで700メートル近くを 4分ほどで一気に登り切る。外に出ると、頂きを少し雲に覆われたマッターホルンをまさに目の前に臨むことができる。近くにはライゼー湖(湖というにはちょっと小さいが)があり、湖面に映る逆さマッターホルンを見ることができる。午後で逆光だったので、ちょっと見づらくはあったが、すばらしい眺望である。また来た道を戻り、コープで買い物をしホテルに戻る。夜はサンドイッチとグレープフルーツとヨーグルトなどで済ませる。このページの更新を済ませ、ひとまず安心。

広々とした車内 チューリヒ駅構内。
チューリヒ市内。トロリーバスが走る。

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